いやぁ、感激しました。本日は、…あ、すでに昨日ですね、私事のエントリーで申し訳ありませんが、拙著「雇用が変わる 人材派遣とアウトソーシング ─ 外部人材の戦略的マネジメント」の出版記念パーティを開いていただきました。

「雇用が変わる 人材派遣とアウトソーシング ─ 外部人材の戦略的マネジメント」出版記念パーティ

出版記念パーティの音頭をとってくださったのは、人材サービス業界でも最も有名人の一人、日本生産技能労務協会の理事であり、ヒューコムエンジニアリングの社長、出井智将さん。

出井さんは、「派遣鳴動」「派遣新時代 ~派遣が変わる、派遣が変える~」の著者でもあります。

出井さんと出会ったのはすでに6年以上前のことでしょうか。労働者派遣法の平成24年改正法に向けて業界が騒然としているころのことでした。

拙著のあとがきにも書きましたが、以来、同じ志を持って歩んできました。まずは、心から感謝申し上げます。

出版記念パーティそして、お忙しい中、私のためにご臨席いただいた皆さま。これがもう錚々たる皆さんで、恐縮この上ありません。

それはそれは、この業界にいてこの方たちを知らないとなるとモグリではないかというぐらいすごいのです。

日本の雇用政策を動かしている学識者、有識者の先生方、業界団体の重鎮、事業者の社長の皆さん、中心となって牽引している皆さん、メディア、業界を取り巻きサポートをされている皆さん、そして前職の仲間たち。

有難いとしか言いようがありません。心の中で涙を流してしまいました。

出版記念パーティ乾杯の音頭をとって頂いたのは、もう付き合いが10年になるというヒトラボ編集長でビースタイル株式会社の川上敬太郎さん。日本人材派遣協会の委員をやっているころからの長い付き合いになります。

拙著については知識に関することもさることながら、その考え方や私の信念についてお褒めの言葉を頂きました。すべての方のスピーチを最初から最後まできちんと聴いていた川上さんの誠実さは私にとって信頼度抜群です。

出版記念パーティご臨席いただいた皆さんから全員からスピーチも頂きました。それぞれ、本当に有難いコメントばかりで、後になって録音をしておけばよかったと思うほどです。

残念ながら、40人という参加者の皆さんのお話をすべて覚えられませんでしたが、過分なお言葉ばかりで本当に恐縮です。

カッコいいとか、スマートとか…いやルックスのことは置いておいて、スマートって英語では頭いいっていう意味もありますからね(笑)。

出版記念パーティ皆さんがすでに拙著を読んでくださっていて、それぞれ感想もお聞かせ頂きました。労働者派遣法についてきちんと振り返っているのがいい、「言葉は言霊」に信念を感じた、アウトソーシングのことを書ける人はほとんどいない、今後の雇用についてPEST分析をしているアプローチは他にない、などなど。

出版記念パーティサインもたくさんさせて頂きました。つくづく練習しておけばよかったと思います。言い訳になりますが、頚椎椎間板ヘルニアで手が痺れていて、ただでさえヘタな字がさらに汚くて申し訳ありません。

また、本を売るにあたってのアドバイスもいただきました。まず、Amazonのブックレビューに書かれることが重要だそうです。お読みくださった方は、ぜひポジティブなことをアップしていだけると助かります。

そして、増刷を出すこと。これは皆さんのご協力あってのことです。ぜひ、周囲の方にお勧めいただければ幸いです。

クライアント企業向けに書いているのでプロモーションツールとしてお使いいただけます。また、労働者派遣法の成り立ちや人材サービス市場、アウトソーシングのマネジメントや雇用問題まで幅広く採り上げていますので社内の教材としてもお使いいただけると有り難いです。

そして、2冊目を書くこと…これはハードルが高いですね。そう簡単にネタを思いつきません。

ただ、もう一度チャンスを頂けるのならば、今度はもう少し落ち着いた内容で書けるような気もします。出版社をご紹介ください。

出版記念パーティ…で、労働新聞社さんからは、パーティの席上で原稿の執筆依頼を頂きました。同紙「人材ビジネス交差点」に掲載頂けるとのこと。

テーマは自由とのことなので、皆さんから募集をしたいと思います。よいアイデアがあれば、ぜひコッソリお知らせください。

お腹が減ったので少しだけ食べさせてもらいましたが、その時だけは前職の仲間たちのそばで。やっぱりホームグラウンドだと思ってしまいました。

そして、中締めは、日本生産技能労務協会副理事長でランスタッド株式会社執行役員の青木秀登さんからメッセージを頂きました。

青木さんは、労働政策審議会で業界のために尽くしてくれた立役者です。平成27年改正法の審議の折にはともに作戦会議をさせてもらいました。

労政審まではよかったのですが、その後の国会審議の附帯決議が困ったものだ…とは口にはされなかったものの、たぶんそこら辺が次の課題かなと思います。

出版記念パーティパーティで話し忘れたことを最後に…。

本を書いていると、書いている期間ではなく、そこに至った時間すべてが思い出されるのが不思議です。

逆に言うと、書いている期間のことではなく、それまで得た知識や経験、思考、出会いといったものがなければ書けないということです。

その意味では、自分が生かされているということを思わずにはいられません。

出版記念パーティパーティにお集まりいただいた皆さんとの出会いもまたその一つになっていくのだろうと思います。

本当にどうもありがとうございました。これからも人材サービス業界の健全な発展のために微力ながらお役にたてればと思います。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

さて、これからアメリカ大統領選挙の開票です。結果がどうあれ我が国にとってはあまりよいものではないのでしょう。その中でどのようにビジネスを展開していくのか。戦略思考が必要ですね。

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雇用が変わる

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